ゲームを開いた端末を幼児へ渡す直前、無断課金を防ぐ設定が足りるか迷っている場面です。

子どもへ端末を渡す前に決める

大人が購入承認と認証を先に設定します。 子どもが使う間は、画面を見られる場所に置きます。 課金に気づいたら、履歴を保存して相談へ進めます。

約束だけでは購入操作を止められない

「勝手に買わない」という約束は、家庭の考えを伝えるために使えます。ただし、幼児が毎回表示を理解し、購入を避けられることを確かめた研究はありません。事故防止は子どもの理解力ではなく、大人が管理する設定へ置きます。

消費者庁も、保護者のアカウントや決済情報で子どもがオンラインゲームを使い、高額な課金につながる事例を案内しています(オンラインゲームトラブル)。家庭ルールに加えて、端末とストアの設定が必要です。

購入経路ごとに承認を設定する

Appleの「承認と購入のリクエスト」は、子どものダウンロードや購入を保護者が承認または却下できる機能です(Appleサポート)。Google Playも、Family Linkなどで購入やダウンロードの承認範囲を選べます(Googleサポート)。

どちらも対象外となる購入経路があります。端末の認証設定を確認し、不要な決済情報を外し、通信会社決済やゲーム会社側のアカウントも別に点検します。設定後は、大人が実際の購入画面まで進み、認証なしで完了しないことを確かめます。

子どもへ端末を渡すときは、使うアプリだけを開き、広告やストアへ移動できる場所を一緒に確認します。大人のパスワードや認証操作を子どもの前で繰り返し見せることも避けます。

購入以外の連絡・投稿・データ設定は「3〜6歳のアプリ安全確認」で整理しています。

課金後は証拠を残して窓口へ連絡する

身に覚えのない課金に気づいたら、注文履歴、日時、金額、使った端末とアカウントを保存します。アプリやアイテムを追加で使わず、ストア事業者と決済事業者へ連絡します。解決が難しい場合は、消費者ホットライン188から地域の消費生活相談窓口へつながります(国民生活センター)。

判断に残る限界

購入承認や認証を組み合わせても、すべての課金経路や操作ミスを防げるとは限りません。SmartScope Familyは、約束を補助に使い、複数の購入経路を大人が設定・確認するのが妥当だと判断します。

出典